役員紹介

会長

佐藤　幸夫

会長挨拶

皆さんこんにちは。シリウスの佐藤幸夫（さとう・さちお）です。

この度、２０１７年９月に急逝された藤井克己会長の後を継いで会長をやらせていただくことになりました。藤井会長は国際協力機構（ＪＩＣＡ）の活動や事業に非常に理解があり、啓蒙活動等に熱心に取り組んでおられました。そのような藤井会長の後を継いでいけるか不安ではありますが、精一杯務めさせていただきます。

私は青年海外協力隊をはじめとするJICAボランティア（JICA海外協力隊）の事業（シニア海外ボランティア、日系社会青年ボランティア、日系社会シニア・ボランティア）はとても素晴らしく、開発途上国に住む方々の生活の向上に、大いに役立っていると考えております。

派遣された人たちは、日本人の特性もあり、現地の人たちの立場になって考え、一緒に行動し、共に課題を解決しようと努力します。他国のボランティアと根本的に違うところは、高い目線ではなく現地の人々と同じ目線で暮らし、草の根の活動を通じて諸問題に取り組もうとする姿勢です。

このような日本人ボランティアは、開発途上国から大いに期待され、さまざまな職種で派遣要請が来ていると聞いております。

一方、帰国した隊員の多くが再就職に困っています。高い志と貴重な経験をもつ帰国隊員は、国際化の進む日本では貴重な人材で、希望する仕事に就けるような優先的な制度があってもいいのではないかと思っております。

開発途上国から日本に来て、働いたり、企業で実習をしたり、学校で勉強をしたりしている方も年々増えており、そういう方々との橋渡しの役目も期待されます。

若い方からシニアの方までが安心して海外で活動し、帰国後も安心して暮らし働けるようなJICAボランティア（JICA海外協力隊）を目指し、皆さんと一緒に努力してまいりますのでどうぞよろしくお願いします。